故障の種類で変わる「買取可否」
壊れてしまったスマートフォンやPCをジャンク品として諦めてしまっている方、いませんか。
買取市場では、故障の程度や種類によって、買取可否や価格が大きく変動します。
電源が入らない状態でも、内部のパーツや基板に価値があるため、合理的な判断で手放すことが可能です。
買取可否を決める故障の箇所
故障箇所によって、買取店が再販を想定するルート(修理、部品取り、リサイクル)が変わるため、査定価格に直結します。
画面・外装の故障(液晶割れ、ヒビ、外装変形)
最も買取が成立しやすいケースです。
特にiPhoneやMacBookなどの人気モデルは、画面や外装を交換すれば再販できるため、修理費用を差し引いた額で買取ってもらえます。
液晶に縦線が入る液晶不良や、タッチが効かない状態でも、部品としての価値が残ります。
電源不良・起動不可の故障
電源が入らない、あるいは起動しない場合、査定が難しくなりますが、買取不可になるわけではありません。
買取店は内部の基板やCPU、ストレージなどの部品を目的としているためです。
ただし、内部部品が故障している場合は、買取価格は大幅に下がります。
水没・基板の深刻な損傷
水没による故障や、目に見えて基板が腐食している場合は、買取不可となる可能性が最も高くなります。
基板が損傷していると部品取りも難しく、データ漏洩のリスクも高まるため、買取店側のリスクも大きくなるからです。
査定基準で見るモデル別の買取傾向
故障したガジェットの査定は、メーカーやモデルによって基準が大きく異なります。これは、パーツの流通量と再販のしやすさに直結するためです。
相場が安定している人気モデルの傾向
iPhone、MacBook、Sonyの高性能PCなど、市場のシェアが高く、パーツの需要が多いモデルは、故障していても買取価格が安定しています。
部品取りとしての価値
例えば、iPhoneやMacBookの場合、画面が割れていても、CPUやメモリ、カメラモジュールといった基幹パーツが健全であれば、それらを再利用するために高値で買い取ってもらえます。
理由としては、それらの純正パーツの市場価値が高いからです。
買取価格を左右する「データ消去」の証明
故障した端末を売却する際に、情報漏洩のリスクを懸念する方は多いでしょう。
電源が入る場合は、初期化を済ませてから査定に出すのが基本です。
電源が入らない場合でも、専門の買取店であれば、物理的にストレージ(SSD/HDD)を破壊・消去した証明書を発行してくれるサービスがあります。
情報漏洩リスクを完全に排除したい場合は、この証明書を発行してくれる業者を選びましょう。
買取価格を上げるためのチェックリスト
故障品であっても、以下の準備を行うことで、査定士の印象を良くし、価格を引き上げることができます。
故障内容の「正確な申告」
故障に至った経緯(例:階段から落として画面が割れた、雨に濡れた)や、修理歴の有無など、故障内容を正確に申告しましょう。
曖昧な説明は、かえって査定士の不信感を招き、最低額での査定につながることがあります。
付属品の有無が最後の決め手
元箱、充電ケーブル、純正ACアダプタなどの付属品は、故障品であっても査定に大きなプラス要素となります。特にPCの場合、純正アダプタは非常に重要です。
修理歴の証明書を添付
過去に正規店で修理を行った履歴がある場合は、その修理証明書を添付しましょう。非正規店での修理歴は、マイナス査定につながることが多いため注意が必要です。
ジャンク品として諦める前に、これらのポイントを参考に、壊れたガジェットの資産価値を最大限に引き出しましょう。